2011年11月26日
KSCにロケットバルブ

このちんまくて銀色のがロケットバルブ。ファイヤーフライ製です。黒いのがノーマル。
KSCはカスタムパーツが少なく、探せばあるのかもしれませんが、性能を変化させる為のパーツはロケットバルブと、新型バレルに関してはTNパーフェクトバレルぐらいしか覚えがありません。
もともと6.05mmのインナーバレルですから、これにテフロンニッケル加工の6.04mmのバレルつけてどのくらい変わるか不明です。
しかし、ロケットバルブは定評がある分、搭載したらどうなるか、試してみたかったので、今回テストしてみました。
使った銃はUSP45です。

スライドを外してひっくり返すと、こんな感じです。六角スクリューを外して、ノズルの横のスライドを少し広げてやれば、あっさりはずれます。

取り外したユニットのノズルに刺さっているピンを写真のように抜けばバルブは外れます。
さて組み立てなおして初速を計測すると。
0.64Jから0.66Jへ、初速は80.1m/sから8.16m/sへ向上しました。
バレルはノーマルです。内径は6.05mmですのでロスは大きいはずです。それとこの初冬ですので、夏場ならもう少し初速向上が望めるかもしれません。
さて、次に射撃結果ですが10発8mで0.2gのマルイのベアリングバイオでの結果です。

ノーマルに比べて、ずいぶんグルーピングが向上しています。バルブ一個でこれだけ性能向上するなら、安いものです。
さて最後に当然ですが、ガスのもちが悪くなります。1チャージ1ロードでしょうか。ガス一回入れたら、1ロードしか安定射撃は望めません。それを越えると、着弾点が下がり始めます。しかしこの季節でも、フルロード安定射撃が出来るのですから、たいしたものです。
やはり6.05mmのルーズなノーマルバレルで、初速向上効果が得られるのですから、流量はずいぶん増えているのだと思います。
命中精度の向上はその増えたガスがうまい事弾を包み込んで、バレル内径に触れさせず撃ち出しているからなのかもしれません。マルイではノーマルバレルが太すぎて、このチューンは、カスタムバレルを組まないと無理でした。
07で新型ホップなら、ロケットバルは最初のチューンですね。