2013年07月24日
昔の実用新案(自分)


【出願番号】 実用新案出願平5-57046
【出願日】 平成5年(1993)9月16日
【要約】
【目 的】 この考案は、遊戯用空気銃において、弾丸の加速を無駄無く行い、弾丸の空気抵抗と、弾丸と銃身の内壁との接触を減らし、弾道を安定させるための溝付銃身に関するものである。
【構 成】 二本以上の溝1を、深さと幅と配置は銃口2を正面から見て、左右又は上下が対称になりさらに、銃口2から見て銃身底3に達しない様に、銃身2に設ける。設けられた溝1は、銃口2から見て、螺旋を描くことなく、まっすぐである。
昔私が出願した実用新案です。基本的にペーパープランで図面も手書き。お恥ずかしい限りです。
当時の実用新案は特許なみの効力があり、審査請求が必要でした。学生から抜け出したばかりでお金も無く、審査請求はできませんでした。
テーパーバレルが当時はやっていたのですが、どうも納得がいかず、実際に効果のあるものをと考えたのですが。
これなら、バレル内で弾が暴れることなく、しかも、弾の前にある空気はうまく抜けていきます。ガスや圧縮空気は弾を追い越して、弾の前の空気に流れを作りますから、効果が高いと勝手に思っていました。
また溝が貫通していないので、もっとも圧力が高いチャンバー部分はエアーがガスのリークが少ないので加速性能よいと思っていました。何の根拠もありませんが。
でもこれ実際につくるのはかなり大変です。インナーバレルを覗いてみてください。以下に加工が大変か想像がつくでしょう。
当時は何とかなると思っていましたが。大変ですよね。
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ダブルボアバレルはソルトヒップオリジナルのバレルです。
二つの内径を持つことにより、スムーズな加速と弾のリリースが行われます。初速アップが見込める数少ないバレルです。
エッジ用で3から5%のJ値の上昇が見込めます。
実用新案を取得しました。
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