2014年11月25日
流速チューンについて思う
内径が大きな”ルーズなバレル”でないと流速はだめなのか?
流速チューンが流行りです。
いずれは手がけてみたいのですが、電動ガンはあまりいじらないので、正直苦手です。
で、現在、”流速チューンとは?”と言うことであれこれ調べ周り、自分なりに仮説を立てているところです。
まず、流速チューンとは何か?なんですが、単純に、ホップを強くする程、パワーが上がるチューンだと断言していいと思います。
現状のエア―ソフトガンでは、ホップを強く掛けるとその分だけパワーダウンします。
遠くまで、弾を飛ばしたくてホップを強くしているのに、パワーが落ちる、このジレンマを克服したわけですから、ゲーマーからすれば、ありがたいチューンですね。
ではなぜ、ホップを強く掛ければ掛ける程、つまり弾に抵抗を掛ければ掛ける程、パワーが上がるんでしょうか。
BB弾を加速する要素は、エアーの速度と圧力です。
BB弾に後ろから吹きつけるエアーは弾を前に動かして行きます。この速度は早ければその分、弾は速くなります。
しかし、BB弾はエアーより当然遅く、銃身内では後ろからやってくるエアーの抵抗になります。その為、エアーは圧縮されて、圧力が生まれます。
この圧力がBB弾を加速するもう一つの要素になります。
圧力は銃身が長い方が高くなりやすく、弾も加速されやすいはずです。
銃身内での加速は最初はエアーの速度で加速し、マズルに近づくと、圧力によって加速するようなイメージでいいと思います。
で、単純に銃身を短くして、圧力による加速が出来ないようにするとどうなるでしょうか。
BB弾はエアーの流れる速度によって加速されます。当然圧力が足りないのですからパワーは下がります。
そこで、スプリングを強化して、落ちたパワーを補います。
すると、エアーの速度、つまり、流速のみで弾を加速するになる訳です。
この状態で、ホップを強くするとどうなるか。
弾に抵抗が掛かる訳ですから、弾が前進ししにくくなります。その分だけ、エアーに抵抗が掛かり圧力が上がります。
今まで流速のみで加速していたのに、圧力が加わる訳ですから、弾の初速は上がることになります。
ですから、ホップを掛ければ掛ける程、パワーが上がる訳です。
さて、ここでは、飽くまで、銃身を短くすると言う初期の流速チューンで説明しました。
現在は、いわゆる”ルーズバレル”と言う内径を太くして、エアーをわざと漏らすバレルでのチューンが主になっています。
私個人は銃身は内径が一般的なもので、短くした方が、命中精度は高くなる気がするのですが、どうなんでしょうか。
ルーズバレルなら、銃身に弾が触れることなく加速します。と言われています。本当でしょうか。
弾に回転が掛かって無いのならそう言う事もあるでしょう。
しかし、ホップを強くしている訳ですから、弾には強い回転が掛かっています。弾は発射の瞬間銃身の中で上方向に暴れるのではないでしょうか。
内径が太い分、大きく弾が上下に動くのではないでしょうか。
それを抑えるには、一般的な内径を持つ銃身の方が良いのではないでしょうか。
これは、ハンドガンで、01インナーを使った時、上下方向の弾のばらつきが抑えられた事を考えると、有り得る事だと思うのです。
さらに海外では、日本の電動ガン程の初速はハンドガンで普通に出ています。
それを考えると、ルーズにしてまで、銃身を長くしないと命中精度が上がらないなんてことは、迷信なんじゃないかと思えるのです。
ハンドガンはガスが多く、スプリングでエアーを圧縮する電動エアーソフトガンとは加速の仕方に差がある事を加味しても、やはり疑問は消えません。
流速チューンではスプリングは強化してありますから、ガスと同じように、エアーは一気に吹き付けるからです。
もっともこれは、ただの思考実験の末の仮説に過ぎません。
しかし、本当に流速チューンにルーズバレルが適正か?ということはだれも検証していません。
この辺は検証してみたいですし、ルーズが良いと言う事になればそういった物を。
そうでないなら、新しい物を作っていきたいですね。
作る余裕があればですけど。
ダブルボアバレルがVer1.2になり、再販いたします。

今度は
ハイキャパ用
M9A1用
グロック、P226用
に加え
M&P、PX4用
HK45用
の二種が加わり、5種類のラインナップとなりました。
内径が6.03mmバレルをマズル部分を6.08mmに拡大しております。
このことで整流効果により弾道の安定が期待できます。
さらに、内径の差の部分の段差を少なくして、スムーズに仕上げました。
価格は1600円 送料200円となります。
興味もある方はこちらをクリックしてください
流速チューンが流行りです。
いずれは手がけてみたいのですが、電動ガンはあまりいじらないので、正直苦手です。
で、現在、”流速チューンとは?”と言うことであれこれ調べ周り、自分なりに仮説を立てているところです。
まず、流速チューンとは何か?なんですが、単純に、ホップを強くする程、パワーが上がるチューンだと断言していいと思います。
現状のエア―ソフトガンでは、ホップを強く掛けるとその分だけパワーダウンします。
遠くまで、弾を飛ばしたくてホップを強くしているのに、パワーが落ちる、このジレンマを克服したわけですから、ゲーマーからすれば、ありがたいチューンですね。
ではなぜ、ホップを強く掛ければ掛ける程、つまり弾に抵抗を掛ければ掛ける程、パワーが上がるんでしょうか。
BB弾を加速する要素は、エアーの速度と圧力です。
BB弾に後ろから吹きつけるエアーは弾を前に動かして行きます。この速度は早ければその分、弾は速くなります。
しかし、BB弾はエアーより当然遅く、銃身内では後ろからやってくるエアーの抵抗になります。その為、エアーは圧縮されて、圧力が生まれます。
この圧力がBB弾を加速するもう一つの要素になります。
圧力は銃身が長い方が高くなりやすく、弾も加速されやすいはずです。
銃身内での加速は最初はエアーの速度で加速し、マズルに近づくと、圧力によって加速するようなイメージでいいと思います。
で、単純に銃身を短くして、圧力による加速が出来ないようにするとどうなるでしょうか。
BB弾はエアーの流れる速度によって加速されます。当然圧力が足りないのですからパワーは下がります。
そこで、スプリングを強化して、落ちたパワーを補います。
すると、エアーの速度、つまり、流速のみで弾を加速するになる訳です。
この状態で、ホップを強くするとどうなるか。
弾に抵抗が掛かる訳ですから、弾が前進ししにくくなります。その分だけ、エアーに抵抗が掛かり圧力が上がります。
今まで流速のみで加速していたのに、圧力が加わる訳ですから、弾の初速は上がることになります。
ですから、ホップを掛ければ掛ける程、パワーが上がる訳です。
さて、ここでは、飽くまで、銃身を短くすると言う初期の流速チューンで説明しました。
現在は、いわゆる”ルーズバレル”と言う内径を太くして、エアーをわざと漏らすバレルでのチューンが主になっています。
私個人は銃身は内径が一般的なもので、短くした方が、命中精度は高くなる気がするのですが、どうなんでしょうか。
ルーズバレルなら、銃身に弾が触れることなく加速します。と言われています。本当でしょうか。
弾に回転が掛かって無いのならそう言う事もあるでしょう。
しかし、ホップを強くしている訳ですから、弾には強い回転が掛かっています。弾は発射の瞬間銃身の中で上方向に暴れるのではないでしょうか。
内径が太い分、大きく弾が上下に動くのではないでしょうか。
それを抑えるには、一般的な内径を持つ銃身の方が良いのではないでしょうか。
これは、ハンドガンで、01インナーを使った時、上下方向の弾のばらつきが抑えられた事を考えると、有り得る事だと思うのです。
さらに海外では、日本の電動ガン程の初速はハンドガンで普通に出ています。
それを考えると、ルーズにしてまで、銃身を長くしないと命中精度が上がらないなんてことは、迷信なんじゃないかと思えるのです。
ハンドガンはガスが多く、スプリングでエアーを圧縮する電動エアーソフトガンとは加速の仕方に差がある事を加味しても、やはり疑問は消えません。
流速チューンではスプリングは強化してありますから、ガスと同じように、エアーは一気に吹き付けるからです。
もっともこれは、ただの思考実験の末の仮説に過ぎません。
しかし、本当に流速チューンにルーズバレルが適正か?ということはだれも検証していません。
この辺は検証してみたいですし、ルーズが良いと言う事になればそういった物を。
そうでないなら、新しい物を作っていきたいですね。
作る余裕があればですけど。
ダブルボアバレルがVer1.2になり、再販いたします。

今度は
ハイキャパ用
M9A1用
グロック、P226用
に加え
M&P、PX4用
HK45用
の二種が加わり、5種類のラインナップとなりました。
内径が6.03mmバレルをマズル部分を6.08mmに拡大しております。
このことで整流効果により弾道の安定が期待できます。
さらに、内径の差の部分の段差を少なくして、スムーズに仕上げました。
価格は1600円 送料200円となります。
興味もある方はこちらをクリックしてください
ルーズバレルの必要性は、弾の制度で左右されます。
バイオ限定フィールド等は、弾に制度が見込めない時程ルーズバレルが優位になる事が多いです。
逆に弾に一定の制度が有ればタイトバレルの方がメカに掛かる負担を少く出来て効率的なんですけど…。
ゲームでの使用出来る弾に合わせのカスタムなのか、的撃ち専用の弾にあわせた専用カスタムなのか、目的と使用する弾によってバレルを選ぶ必要が有るし、弾筋の好みも入ってきますので答えは、難しいと思いますよ。。
実際に定例会にて30m以上離れている相手のダットサイトを撃ち抜いた人が居ます。
発射音がバチンバチン煩い流速に遭遇したから「偶然だろ」「たまたまだろ」と話題になり、
最終的に聞きに行ってしまいました。
結果、マルイのノーマルバレル15cm以下に150%〜180%のスプリング
比率は忘れましたが蝶々ギア
システマのモーター
ライラのホップチャンバー
パッキンはノーマルらしいですが窓を拡張し面ホップ化
無風の状態で50mで確実に上半身を狙えるそうです。
重いBB弾・強いホップのイメージの流速ですが、
彼らは0.2gのBB弾ですら加工したノーマルパッキン&バレルを使い流速仕様の電動ガン・ガスガンを使っています。
今までの概念とは別の流速なのでしょうか?