セレクトGUNショップ「ソルトヒップ」の一か八か。

今回販売できるかは分りませんが、角線のスプリングを試作しました。





一番上がノーマル
二番目がテスト用ノーマルレート
三番目が今回テストする角線スプリング
四番目が某メーカーの90スプリング（実際は120％スプリングより強力）

です。

二番目もバネメーカーに頼んで作ってもらったものです。理論上はノーマルより、若干ローパワーなんですが、初速は代わりません。０．８J 出てます。
巻き数が増えている分素直に圧縮されます。

三番目の角線スプリングが今回テストするものです。

角線と言っても断面は正方形ではなく長方形です。

ノーマルに対し理論値125％になっていますが、良くある120スプリングと同じです。

同じ力のスプリングでも、圧縮する力が横方向に逃げにくいのが特徴です。

横に曲げてみると、どのスプリングより、硬さは角線が一番でした。




組み込みです

AUGはメカボックスの取出しが楽です。


こんな感じです。



スプリングの長さはノーマルと同じです。平べったいスプリングのワイヤーが見て取れると思います。

ちなみにピストンが青いですが、これはギアが削れていたので、メタルギアのピストンに交換した為です。しかし、スピリングのテストですから、ピストンヘッドはノーマルを使用しています。

弾速計で計ったところ、0.86J出てましたので、まあ予測通りの数値でした。が弾速計が壊れてしまいましたので、参考値ということで。

ただ、問題は値段でしょうか。

試作で1本7000円を超えています。製造した場合、定価が2500円程度でないと利益がでないんですよね。製造単価が1.6倍ですからねえ。





スプリングは、一番縮んだ状態で、このピストンのピストンヘッドを除いた部分に収まらないといけないのですが、角線は、あまり巻き数を減らすと、硬くなりすぎて、弾力を失い、バネとしての機能しなくなってしまう様です。

かといって、巻き数を増やしすぎると、今度はメカボックスに収まりません。

設計が結構難しく、今回が設計としてはぎりぎりだとメーカーに言われちゃいました。

ノーマルと同じ長さで、パワーがあり、横にたわまないスプリングを目指したのですが、狙い通りの機能得られてよかったです。

でも、正直発売は怖いです。高いので。買ってくれるかな。

しいていえば、もう少しパワーがあればセールスポイントにもなるのでしょうか。でも実用性としてはこれぐらいが一番なんでしょうね。気密性を高めたりすれば、もう少しパワーも上がるだろうし、どんな銃に組み込まれるかは分りませんから。

あーどうしよう。

今回のテストでは、AUG特有の二段トリガーの組み込みが上手くいかず、3時間も掛かりました。

今午前二時。

疲れました。明日も会社だしもう寝たいです。


くどい様ですが、

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疲れたよー。