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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年07月17日

消えた技術

今回もマルシンの特許を特許庁のデータベースから拾ってきました。





要約では以下のように記載されていました。

要約:
   (修正有)
【課題】銃身の後方にあるチャンバー付近でBB弾にバックスピンを発生させた後、銃身の内壁に衝突又は接触しながら通過するBB弾の回転軸を矯正させる作用を与えることによって、標的への命中精度を向上するようにしたエアーガンの銃身構造を提供する。
【解決手段】エアーガンの銃身1の後方に設けられたチャンバー2付近でBB弾3にバックスピンを発生させるようにしたエアーガンの銃身構造において、銃身1の内側の途中にて該銃身1を通過するBB弾3にバックスピンを矯正させる1箇所又は複数箇所の突起5を設けたものである。


だそうです。

でもこれ、矯正するための突起が、銃口に近いと初速が落ち、チャンバー側に近すぎると、単にホップが強くなるだけかもしれません。もちろん特許は、提出して、審査請求をすると20万以上かかりますから、社内テストして、効果が確かめられたから、出願したのでしょう。

しかし、マルイを初め、各社のホップが、チャンバーパッキンの改良で、集弾性能を高めていくなかで、有利な技術ではなくなっていったのか、それとも、あんまり有効ではないのを承知で、他社に出願される前に、権利を抑えたのか、その辺の意図は謎です。

ホップに関しては登場して以来、各社がいろんな研究開発を行っており、特許もいろいろあります。

これについて、またデータベースをいろいろ掘り起こしてみたいと思っています。








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Posted by ソルトヒップ  at 21:02Comments(0)